本文へスキップ

「生かされている命」に感謝して… 

防災マメ知識

トイレパニック 

1度食事をしなくても我慢できますよね?
2、3日お風呂に入れなくても我慢できますよね?
じゃあ、トイレは我慢できますか?1回でも我慢できないはず・・・。

阪神大震災でも新潟中越地震でもトイレが無いということがとても大きな問題になりました。

千数百人が避難した小学校では、4日目になってやっと簡易トイレが設置されましたが、夕方には
一杯で使用できない状態になってしまいました。
衛生面、健康面ともに大きな影響を及ぼします。


トイレに行かなくてもいいように、水分を充分に補給しない人もいました。
体調を崩し、脳梗塞やエコノミークラス症候群を発症する人もでました。


もちろん水洗トイレは使えません。
排泄物や紙が山盛りになります。
土に穴を掘って用をたすこともあります。


災害時、水や食料とともに、というよりむしろ一番問題になるのがトイレなのかもしれません。

家具の転倒防止 

みなさんの家は家具などの転倒防止をしていますか?
タンスや冷蔵庫などを、壁に金具で止めたり、つっぱり棒で止めたり、方法はいくつかありますね。
ではなぜ、転倒防止が必要なのでしょうか?

阪神大震災での犠牲者の死因の8割が、圧死・窒息死です。
発生時間は、午前5時46分ということで、多くの方がまだ就寝中の時間でした。
寝室に置かれた大きなタンスの下敷きになってしまったという例も多くあったようです。

転倒防止の必要性はここにあります。
逆に、家中すべての家具に転倒防止を施す必要性はないのです。
まずは、寝室。寝ているときに、自分に大きな家具が倒れてこないようにする。
一番いいのは、寝室にそのような家具を置かないことです。
自分に倒れてこなくても、避難口をふさいでしまうこともありますので、何もないのが一番ですが、
そうは言っても、置かざるを得ない場合もありますので、そういう時は、必ず転倒防止策を施しましょう。

そのほかに、倒れた家具などが、避難経路をふさがないようにしなければなりません。
ドアをふさいでしまう、階段をふさいでしまう、などが起きないように、家具の配置、転倒防止を考えましょう。

いつもは、家族のために役立ってくれる家具たち、それが有事の際、家族の命を脅かす悪魔にならないように・・・。

防災家族会議 

家族で防災について話したことはありますか?

家族が、学校や仕事で家にいないときに地震があったらどうやって連絡をとりますか?
日ごろ使っている携帯電話は回線がパンクして、使えなくなるはずです。
どうやって家族と会いますか?

災害に遭遇した場合、大事な家族の安否をとにかく早く知りたいはずです。
そんな時のために、日ごろから家族で話をして、どうやって家族が集合するのかを考えておきましょう。
まずは、家以外の集合場所を決めておくこと。
地震で家が安全ならば、何らかの手段で家に戻ってくれば家族は集まることができます。しかし、家が壊れてしまった場合は、自分たちの避難場所が集合場所になるはずです。
どこの小学校なのか、どこの中学校なのか、家族で統一しておきましょう。

また、電話は使えませんが、災害伝言ダイヤルという方法があります。
これは、NTTによる災害時のシステムです。詳細は、NTTのホームページ等でご確認ください。
番号は、「171」。この番号と使い方は、家族全員が覚えておきましょう。

これらのほかにも、常日頃から家族の間で、災害に遭遇した場合の対処法について、話をして、災害時に慌てることのないようにしましょう。

避難所のストレス 

避難所の様子はテレビ等でご覧になったことがあると思います。
小学校や中学校の体育館の中に所狭しと・・・。
それぞれに与えられたスペースは、広くはありません。

その中では、やはり、個人のプライバシーはいつものように保証はされません。
周りの人たちに自分たちの日常生活が筒抜けになってしまいます。

少しの時間なら我慢もできますが、それが長時間になれば、相当のストレスとなります。
肩を寄せ合って仲良く・・・と行きたいところですが、私たちは人間です。
そのような理想だけではうまくいきません。

普段は可愛く、愛おしく聞こえる赤ちゃんの泣き声も、時に、イライラの元になることもあるでしょう。
ほんの些細なことが、大きないさかいに発展することもあります。

私たちTBMPは、防災キャンプのカリキュラムの中で、避難所体験と銘打ち、ダンボールで自分たちの寝る範囲を作り、その狭さを感じてもらう体験をしています。

ストレスを感じないようにすることはできません。それは、自然のものです。
ただし感じた時に、どのような心持ちができるか、それは日ごろの訓練により変えることができると思います。

家族が無事に会うために 

普段は一緒にいる家族。そんな家族が離れているときに地震に遭遇したら?
特に小学生以下のお子さんがいる家庭では?
学校等に行っていれば、その中で守られているため、ある程度は状況がつかめます。
でも、子どもだけで遊びに行っているとき、学校の登下校中、家でお留守番をしているとき。
家族からも、学校からも離れて、子どもだけの時間に地震が来てしまったら!

普段は有効な携帯電話も大災害時には、必ずしも有効ではありません。じゃあ、どうやって家族間でお互いの安否を確認すればいいのでしょう。
災害伝言ダイヤルという手段もありますが、お子さんが小さい場合、適切に使えるかどうか?

そんなときのために、家族でお約束を決めておきましょう。
家族の構成等により、様々な形があり、正解はないと思います。
それぞれの家族が被災後に、より早く、お互いの安否を確認できるように!

例えば、
「○○家の約束」
家族が離れているとき地震に遭ったら。
1.家に帰る。家が壊れていなければ、家にいる。
2.家が壊れていれば、○○小学校の上り棒の前に集合。通学路を通って学校へ行く。
  通学路の途中で火事が起きていないかは自分で確認する。
  自動販売機などは余震で倒れるかもしれないから近づかない。
3.家に帰った時、家が壊れていて避難するときは、玄関やポストに伝言を貼っておく。
  「けがはしてないよ。約束の○○小学校に先に行っています」
4.北海道のおじいちゃんに電話をする。そのとき、自分は安全に避難したことを伝える。


自分たちで助ける  

大規模な地震が発生した場合、その直後は、自分たちの力で生き延びなければなりません。
行政からの支援、警察、消防、自衛隊の救助活動も即座には届かないのが現実です。
「自助」という言葉が聞かれるようにもなりましたが、自分たちの家族、自分たちの住む町を自分たちの力で守ることが必要となっていきます。

家具に挟まれてしまった家族、倒壊した家の下敷きになってしまった近所の人、周りの力を集結し、助け出すのです。
難しい技能は必要ありません。
簡単にできることをすればいいのです。            
バールやスコップを使い、てこの原理で重量物を持ち上げる。   
乗用車に積載されているジャッキを使って重量物を持ち上げる。       
スコップで土を掘りだし、空間を作る。            

生活の知恵を使い、より簡単に早く助け出す方法を平時の際から考えてみましょう。


とよた防災まちづくりプロジェクト

愛知県豊田市内で活動しています。
問い合わせはこちらへ
メール   info@tbmp2009.org
Facebook www.facebook.com/tbmp2009